Animal Collective
Animal Collective
2000年、アメリカ、ボルチモアで幼馴染であったAvey Tare (David Portner)、Panda Bear (Noah Lennox)により結成されたAnimal Collective。フリー・フォーク、アシッド・フォ-クといったシーンのアイコンとして認知され、アメリカを中心に00年代以降のポスト・ロック・シーンに多大な影響を与えるなどカリスマ的な人気を博している。
2000年に自身のレーベルから1stアルバム『Spirit They’re Gone, SpiritThey’re Vanished』を発表しデビュー。2001年には2nd『Danse Manatee』をリリースし、2003年には変名で『Campfire Songs』、さらに自身の新レーベル“Paw Tracks”より『Here Comes TheIndian』を発表するなどコンスタントなリリースを重ねることで、その評価を高めていった。彼らの音楽は、サイケデリックな主旋律、ドローン、ノイズ、現代音楽、トライバル・ミュージック、アンビエント・・・といった様々なジャンルを、独自のセンスでごった混ぜにした雑食性が特徴的で、それでいてどの曲もAnimal Collectiveの世界を感じさせずにはおかない、きわめてオリジナリティに富んだ異彩を放っている。
2004年には、不確定だったメンバーもAvey TareとPanda Bearの二人と、Deakin (Josh Dibb)、Geologist (Brian Weitz)の4人組として定着し、同年『Sung Tongs』を“Fatcat”よりリリース。この作品により、ポスト・ロック・シーンにとどまらない、ワールド・ワイドに注目されるバンドとしての地位を確立した。2005年には『Feels』、2007年には“Domino”から『Strawberry Jam』をリリース。2009年には、立命館大学の錯視研究者である北岡明桂氏がアルバムジャケットを描き話題を集めたオリジナル・アルバム『Merriweather Post Pavilion』を発表。2010年には映像作家ダニー・ペレスとコラボレーションしたヴィジュアル・アルバム『ODDSAC』を発表し、本年も待望のニュー・アルバムのリリースが予定される中、3年ぶりとなる来日を果たす。
– http://www.myanimalhome.net/
2012-3-29th