Monolake

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Monolake

Official HP: http://www.monolake.de/
Myspace: myspace.com/monolakemusic

Robert Henke、Gerhard Behlesによって始められたMonolake。現在はRobertのみがMonolakeとして活動し、Gerhardはliveを発売するAbletonを経営している。ミニマル・ダブ、そしてラップトップ・ミュージックのパイオニアと称され、ミニマル・テクノとしてだけでなく、ノイズ・ミュージックや現代音楽のコンテクストで評価されることも多い。

1996年にBasic Channel主宰の“Chain Reaction”から『Cyan』でデビュー。1997年にファーストアルバムとなる『Hongkong』を発表、その独特の活動と音楽性で一躍注目を浴びることとなり、いわば”Monolakeスタイル“を確立する。1999年にはRobert Henke自身のレーベル“imbalance computer music”からの初リリースとなったMonolakeとしてのセカンドアルバム『Interstate』を発表。ミニマル・テクノ、ダブに大きく影響を受けた前作に対し、『Interstate』は音の粒子を複雑に絡み合わせ構成された楽曲を展開し、Monolakeスタイルをより一層掘り下げた作品となった。

同年には『Gobi. The Desert』を発表するが、この作品はMonolakeによって開発されたソフトウェア‐Max/MSPやReaktorを用いて制作された作品であり、これに端を発して、ソフトウェア会社‐Abletonまで立ち上げてしまうところが、彼らの活動の特異性を如実に表している。サード・アルバムである2000年発表の『Gravity』はMonolake色をしっかりと残しつつもダンス・トラックへの回帰を果たした作品といえ、この頃、多くのライブ・パフォーマンスをこなした。

2000年を境に、エレクトロニック・ミュージックは新たな表現方法を模索する試行錯誤の時代に突入した。Monolakeにとってもそれは例外ではなく、2002年にアルバム『Cinemascope』を発表する。しかし、スタジオに籠って大がかりなレコーディングをこなし、それを編集し、、、といった作業は単独での作業に不向きであり、その非合理性に疑問を感じ始めていたMonolakeは、そんな状況を打開するためのソフトウェア、ハードウェアの開発を試みることになる。今日、世界で広く使用されているラップトップPCですべての楽曲制作ができてしまう画期的なソフトウェア‐Ableton Liveはその試みの産物であり、2003年発表のアルバム『Momentum』が同時に生み出されたのである。

2005年から2006年にかけては、MIDIコントローラー「Monodeck Ⅱ」などのハードウェアの開発にも従事し、新たな楽曲制作に打ち込む期間となった。2007年からはネットワークを駆使し、遠隔的にライブパフォーマンスに参加する「Atlantic Waves」と名付けられたパフォーマンスをロンドンのテート・モダン美術館、パリのポンピドュー・センターにおいて実現、音のサラウンド効果とLEDによる視覚的な要素を組み合わせたプロジェクト‐「Cyclone」をはじめ、より実験的でアーティスティックなプロジェクトにも力を注いでいる。

今回のtaicoclubでは、「Monolake Live Surround」と名付けられた4チャンネルサラウンドスピーカーを用いたスペシャル・ライブパフォーマンスを行うMonolake。この日本初となる試みは、エレクトロニック・ミュージックの未来を示唆するものとなるだろう。

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