TAICOCLUB'13

TAICOCLUB Official Web Site

JETS




JETS (Jimmy Edgar + Travis Stewart a.k.a. machinedrum)

Jimmy Edgar
1983年デトロイト生まれ。早熟の天才Jimmy Edgar。 幼い頃より独学でサックス、弦楽器、ドラム、パーカッション、そしてターンテーブルといった様々な楽器を学び、テープのループを使う実験的なバンドのドラマーとしても活動していたという彼は、15歳にして早くも Juan Atkins、Kevin Saunderson、Derrick Mayといったデトロイト・テクノの重鎮たちと共演を果たし、地元デトロイトでその名を轟かせていた。
2002年にはマイアミに拠点を置くレーベル“Merck Records”と契約しアルバム『My Mine I』をリリース。同年Steve Bug のレーベル“Poker Flat”からJimmy Edgar 名義でシングル作品を、翌年には Michaux 名義でエレクトロニカ/ミニマル系レーベル“Audio.nl”から、同レーベルの最高傑作と評されたアルバム『%20』をリリースする。また、そのときの活動がきっかけとなり、イギリスの名門 “Warp Records”と独占契約を締結。2004年には同レーベルからのファースト EP “Access Rhythm” をリリースし、当時まだ19歳だった少年が作ったとは信じ難いほど高いクオリティを持ったサウンドでシーンの注目を集めた。2006年には初フル・アルバム『Color Strip』を発表し大きな話題を呼ぶ。2010年には“Studio K7”からアルバム『xxx』、2012年にはScubaによるレーベル“Hotflush”からアルバム『Majnta』を発表。ファッション写真家としても知られるなど、鬼才の名をほしいままにしている。

Machinedrum
アメリカ、ノースカロライナ州出身のTravis Stewartによるソロユニット、Machinedrum。Machinedrumの他にも、SyndroneとTstewartといった多くの名義で活動しており、Syndrone名義による『Triskaideka』は、彼の初アルバムであると同時に、00年代最重要エレクトロニカ・レーベル“Merck”の初作品としても知られている。
2000年頃より音楽関係の学校へ入学したTravis。この頃、機材を買い揃え始めるやいなや、2001年には”Now You Know”をリリースし、Machinedrumとしての活動を開始。当時流行のエレクトロニカ/IDMを基調とした多彩なプロダクションで、ポストPrefuse 73として注目を浴びることになる。近年はNYの“Normrex”やHudson Mohawk、Mike Slottを輩出したUKの新興レーベル“Lucky Me”から多くのリリースを重ねており、またScuba主宰にして現在のダブ・ステップ/ポスト・ダブ・ステップ・シーンを牽引するレーベル“Hotflush”からは、Praveen SharmaとのユニットSepalcure名義でもリリース。2011年は、Mike Paradinas主宰の“Planet Mu”よりアルバム『Room(s)』をリリース。その後もハウスあり、Sun Raエディットあり、“Ostgut Ton”から傑作リミックスありと八面六臂の活躍を続けており、昨年のTAICOCLUBではベストアクトとも噂される素晴らしいLiveを披露してくれた。

EYヨ arrow-right
Next post

arrow-left Prefuse 73
Previous post